2019年08月

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あとで自分で見る用。色々と雑多に勝手なことをいってます。 お気になさらず。平気でネタバレするよ!

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五部を食べにシチリアに行く

今年の旅の計画を立てつつ、以前どうだったっけとシチリア旅の記憶をたどる夏。

この時は同行者がジョジョ知らんだったので、自分の中で裏テーマとして五部に出てきた名前のものを食べていく!って思ってたんでした。

フーゴ(苺)
ナランチャ(オレンジ)
プロシュート(生ハム)
メローネ(メロン)
ギアッチョ(氷)
ホルマジオ(チーズ)
ペッシ(魚)
チョコ(チョコレート)
セッコ(辛口ワイン)
サーレー(塩)
ズッケェロ(砂糖)
カルネ(肉)
ポルポ(タコ)
リゾット・ネエロ(イカ墨リゾット)
 
おまけ
レオーネ(ライオン)



どこに行ってもイカ墨パスタしかなくて、「パスタじゃダメなの?」って聞かれたんですが、ダメに決まってるじゃないですか。なんのためにシチリアくんだりまで来たと思ってんだ。リーダーの故郷だからですよ。
最終日に入ったレストランで、イカ墨リゾットはないですかと聞いたら
シェフが半分だけリゾットにしてくれました。
多分アジアンだからコメを求めていると思われました。

それはともかく、シチリア、今まで旅行した中でもダントツに食事がおいしいです。
どこで何を食べても、新鮮でぴちぴちしている。
安くてスピーディーでシンプルな味付けが素材を活かしてとにかくおいしい。
持ち帰りピザも、その場で生地を回して石窯で焼いてくれる(しかもイケメンが)。
オレンジをその場で切って絞ってジュースにしてくれる(しかもイケメンが)。
ふらっと入った路地裏の小さなレストランの、エビのパスタがもうなんだこれってずばぬけて旨い。あっさり、シンプル、トマトと塩、そういう味付け。
日本に帰って、コンビニの食べ物が死んだものの寄せ集めみたいな感じで、しばらく口をつけられませんでした。
スペイン在住の友達は日本に帰ると食事がおいしい、というし、
英国の、何を食べても気持ちが満たされないエサ感、みたいなのに比べれば
日本の外食産業はすごく優秀だと思うんだけど、
味が画一的というか、基本が違うというか、
それは生き様のような、人生をどう味わうかみたいなところだと思います(また大きな話を…)

ヴァルディノートの後期バロック建築を見に行ったので、カターニア、ラグーサ、シラクサ、カルタジローネなど、南部しか回りませんでしたが、
イタリアの他都市と比べるとシチリア人はシャイな感じがします。
うるさくない。
それもとてもよかったです。



アチレアーネでカーニバルがやっていて、行くか~って見に行ったのですが、
いわゆるネブタのような山車と仮装行列があって、ドラゴンボールやナルトの仮装してる子供が何人もいて、おお~と思いました。
山車の上にいたミス・イタリアが、降りてきて写真を撮らせてくれて


「あなたたち、道路から見てたでしょ、私もあなたたちを見たわ、覚えてる」

と言ってくれて(平たい顔だからめだったのだろうか)うれしかったです。
一流の美人はコミュ力も一流だなあ。


今年はジョジョオタ旅で、ナポリからローマ、ヴェネツィアへ行きます。




たのしみだ!!!