2020/02/04
いいゴリラ
NFLのハーフタイムショー、ジェニファー・ロペスとシャキーラ。
確かに40代と50代でキレキレのレオタード着て踊れるのはすごい。それだけですごい。
見たいかどうかは別としてすごい。
でもな~ゴリラ感が足りないんだよねと思うわけです。
ゴリラというのは自分の中での、女性に対する最高の賛辞。
強く、美しく、優しく、正義感と敬意があって姉御肌で男前、優雅かつ上品で才能がありそれを凌駕する努力ができる。
これらすべてを測る尺度がゴリラです。スカウターで測る戦闘値みたいなもんです。
どういう人がゴリラかというと、例えばシーラE姉さん。
殿下の周りにいる女子は全員が殿下を守ろうとしているゴリラです。
キム・ベイシンガーやシャーリズ・セロンもゴリラです。
どうでもいいですが、キム・ベイシンガーの名前が出てこなくて8マイルに出てたっけ…と検索し、監督がカーティス・ハンソンでLAコンフィデンシャルもそうだったか~
キムはエミネムとも殿下とも付き合い、トム・ペティのビデオにも出たことがある。
もうこっちの好きを全部網羅してくる美しきゴリラOFゴリラ。聖典に載る。
ビヨンセは20代の頃はあまりゴリラ感がなかったけど、ここ2、3年ですごいいいゴリラになってきました。
コ―チェラ2018がなんといってもものすごかった。
女王が大衆を調教に来た!!ってほんとそのとおり。
デスチャもジェイ・Zもアタシが面倒見てやるよ、という肝の据わった完璧なステージ。
周囲にも血のにじむ熱血指導をしつつ、自らに誰よりも厳しいというパフォーマンスへのこだわり。ぬるい共感やインスタントなエモの入る隙のない強さ!美しさ!凄み!
そりゃアデルも自宅で見ながらジャージで踊ります。
コ―チェラならぬビーチェラ!ってすでに伝説
他人の目に判断を委ねがちな若いうちはなかなかゴリラにはなれません。
アデルみたいに20代前半からゴリラ感全開だった人もいますが、たいていは無理です。
ゴリラの反対語がバービーです。
どういうのがバービー感かと具体的な人名を上げると不穏当なのでフィクションでいうと、コッペリアのスワニルダのような女子です。
平たい非力な民ですが心だけでもゴリラの末端になれますように!