とりあえずぶち上げとけ、でもよく考えて


米国大統領就任式、無事に執り行われてよかったですね。

レディーガガの国歌斉唱も、アマンダ・ゴーマンの詩もよかった。
服も素敵で鮮やかでした。
アマンダさんのイエローのコートはプラダで、彼女にこの役を依頼したジル・バイデンが初めて彼女を見た時黄色の服が素敵だったと手紙をくれたからというのも素敵。

無論、バイデン大統領は前途多難で、パトリック・ハーラン(パックン)がニューズウィーク日本版に「貧乏くじを引いたかわいそうな大統領、コロナ対策、国内、国外、政治経済外交に課題が多すぎる、前任者が放火魔の所にやってきた後任の消防署長」と書いていたように、決して明るいスタートじゃない、むしろ暗たんたるものです。

でも誰かがやらなきゃいけないことだし、
そのために、大げさな感動パフォーマンスだとしても、就任式イベントはかなり成功裏に希望をぶち上げられたのではないでしょうか。

 

「コロナに打ち勝った証」オリンピックってもっと大きなテーマの盛り上げイベントが日本でこのレベルで出来るとは到底思えないけど。
ピントのズレた村の体育祭みたいになるんじゃないかという予想しか浮かばない。
というか、しなくていいです、今年。

家族に疾患を抱えた人がいる身にとってはただの危険を長引かせるイベントでしかない。何が打ち勝った証だよ。腹立つ。

「水面下で中止の調整しているはず。そうじゃなきゃバカ」
そうだよね、チキンレースで外交してるんだよね、という言葉を信じてきたんですが、まさか違うのかと最近不安。