2019年06月

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あとで自分で見る用。色々と雑多に勝手なことをいってます。 お気になさらず。平気でネタバレするよ!

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幽霊たち

 

ボルタンスキーの新美術館大回顧展、大変に幽霊感がありました。
幽霊感はおくやみ感とは違います。
不在の存在が漂うだけ。
おくやみは悔やんでいるから、恨みとか闇があります。ルドンやイケムラレイコの作品に強く漂うおくやみ感です。
幽霊たち、ポール・オースターですね。

2016年の庭園美術館での展示はその名も「さざめく亡霊たち」でした。
秋で、庭園美術館で、ボルタンスキーで、とても黄昏の国という感じでした。
いい展覧会はずっと忘れられないよね。いいものは忘れられないもの。
森美術館の塩田千春展も見に行かねば。



2021.7.20追記

2021.7.14 ボルタンスキー逝去が仏紙「ル・モンド」が伝えたとのことです。
大地の芸術祭「最後の教室」
瀬戸内の豊島「心臓音のアーカイブ」
2019年に回顧展と同時に開催されたエスパスルイヴィトンの展示
作品を見てよかった、という記憶とともに、見たことがない作品を見たかった・見ておきたかったと感じています。
ご冥福をお祈りいたします。

EP35 覚悟をしても乗り越えられないものがある



ラスボス戦かと思いきや謎のレクイエム、当初はわけがわからなくなったものです。
「ここを乗り越えたものだけが6部に行ける」(ともだちのコメント)
そこで待っているのはプッチたんという更なる電波なわけですけれども。


「たとえ悪いことであっても、未来に何が起こるかわかっていれば覚悟ができる。
覚悟があれば幸福だ」というプッチたん理論、

全然役に立たず…!


自分の身に起こる悪いこと、例えば病気や死や犯罪(車で子供をひいちゃうとか)などは確かに覚悟をもって、それまで徳を積んだり心構えができるかもしれません。
しかし、人の身に起こる悪いことにはどうしようもできないというか…辛さは減じないというか…
そういう感覚がごっそり欠落しているところがプッチたんの異常な部分で、好きなところ。

 
生き別れの弟と妹が恋に落ちたのを別れさせようと、最悪の手段を選択してしまうプッチたん。
運命の残酷さから電波思考に走り、双子の弟と殺しあうプッチたん
「お前は自分が悪だと気づかない最悪の悪だ」と言われても何も響かないプッチたん
素数を数えながら孤独に耐えるプッチたん
もう、好き。

つらいのでまた6部のことを考えています。


プッチとウェザーの双子兄弟のイカレ具合は突出していて、ウェザーは寡黙な男前(モフモフ)ぶってますが、「あっちへ行け、蹴り殺すぞ」だし「ガハハ」だし、彼に比べたらアナスイなんてイカれた殺人鬼どころかまっとうで遠慮深いまじめな頑張り屋です。
娘を任せても大丈夫だよ、承太郎さん。
遺伝と環境による人格形成を強く信じているため、兄二人があれなのにぺルラが普通のかわいい女の子なわけないと思って、秘密を知る人を殺していく無邪気な殺人者ぺルラみたいな話を前に書きました。不穏当なので公開はしないですが、そういう妄想も好きです。
プッチ三兄妹、好きだなあ。








さて、#35
ナランチャ…



僕らのブチャラティがまだらになってやってきた!ってところから

・亀ナレフ「さすがだな」
 亀になじむのが早いあなたこそさすがです。

・自分を射殺しろというブチャラティ。驚くミスタ。フォローするジョルノ。撃たれた。つらい

・やめて!! 死亡フラグのセリフやめて!!!!


・フーゴ…あああアニメオリジナルのセリフと演出泣ける。

 「トリッシュ!! あんたを最後まで守り抜くぜ!」
 
 ああもう!!!
 ジョルトリ派ですけど、普通に考えてナランチャにお願いしたいです。
 ボスを倒すためではない、トリッシュを守るための旅って、ナランチャが一番純粋に思ってるんだなって…ううう

・あああああああああああああ

・つらい。もうつらい。ことばがない



月曜日、殿下公式YouTubeで更新があったので、神の恩寵を感じました。

そう、天国には殿下やジギーがいて、ダンスを踊れるから





 
 
 
 
 

EP34 人は見た目ではなく中身

 

久しぶりに楽しく見られた回でした。最後の笑いどころでしょうか。演出も楽しませようとしている感じを受けました。トリッシュ(笑)

テンションが上がればその反動で落ちる、6月は何かその繰り返しです。
人から借りて「デジデリオ」という本を読みました。
ルネサンスの彫刻家の生まれ変わりだと言われた著者が、イタリアへその人のことを調べに行くというノンフィクションで、とても面白かったです。90年ごろの本なのでネットではなく研究書で調べ人と会い話をしていく、というスピード感や、イタリアの風景、歴史の描写が文章でしか表現できないもので、紙で読む本の良さを感じました。

というより、ルネサンスの王族の隠し子で同性愛者の美青年彫刻家(実在していて結構有名だった)なんて、
そんな前世だったら明るい気持ちで生きていけるよ!!!

華やかで放埓な人生だったから今生はそのかわり地味なのよ、とか言われたら、そうなんだ~ってね…
いま、「何をするのもめんどくさい。息をするのもめんどくさい」ゲイラ期です。
トイレ掃除なんかできるか、トイレに行くのも面倒なのに。ゲイラ舐めるな。



さて、前置きはおいて、感想です。

・いきなり腹やられナレフ

・チャリオッツレクイエム、原作を貸すとたいていの人がこの辺から話がよくわからなくなるといいます。考えないで、感じて。

・声がそのままで喋り方が変わるのいい。ちゃんとナランチャっぽく聞こえるすごい
 なんじゃこれはのトリッシュのテンションww

・形ジョルノなのにすごくヘンな感じ
 ミスタがおねえさん 
 大林監督の、なんだっけ、小林聡美の、「転校生」おれがあいつであいつがおれで
 今でこそ中身入れ替わりはスタンダードな展開ですけど、あの映画がきっかけで広まったのでしょうか? 時期的には80年代くらい?
 歴史や比較文化が好きなので、今はあたりまえの何事かがどこではじまり、それがどう伝わるかに興味があります

・あたしすごくワキガくさいわ! 
 おおげさな演出 ミスタの形だからできる
 やたら落ち着いているナランチャ(ジョルノ)
 逆に落ち着きのないジョルノ(ナランチャ)
 「見た目がどうでも俺のほうが年上だからな」かわいい!
 声と動きが入るとすごいな~

・そいつはジョルノだっつうの。カーッペッ
 ジョルトリ的には最高に萌えポイントです
 ジョルノは外見がどう変わってもあまり気にしないというか、重要視しないのでトリッシュ的には大問題(そりゃそうだ)のことも「別に構いませんが」でいけるタイプ。
 トリッシュ的には外見は重要だけど、ナランチャはかわいいからむしろよいです
 というジョルトリ(見た目はナラミス)

・ジョルノいりナランチャの頼りがい
 亀ナレフ 3部から久しぶりの登場で両足欠損から腹ぶちぬかれの亀変化
 荒木先生の容赦のなさにしびれる。自分のキャラクターでもよしよししない

・家具と壁の隙間大きすぎ! 内股のミスタ
 理解が早いジョルノ
 ブチャラティINまだら 
 スティッキイ・フィンガーズだ!!
 みんなの盛り上がりがすごいわかります。僕らの幹部がやってきた!!
 両手に「スティッキイ」「ジッパーあけて」って書いたうちわ持つ気持ち(胸よりは上げない)
 こんな見た目なのにかっこいい


エンディング、スティッキイ→キンクリ→キンクリにとらえられるスパガ→GEに手を伸ばすの流れに改めてむねあつです…
GE新世界の神っぽい
夜神ライトさん元気かな~(好き)

 

 

 

 

海辺に家を持っているんだ

 

リアタイで見たんですけど、
見る前は「ドッピオちゃんならともかくオヤジがあのセリフをきいたのはゆるせないな!万死に値するな!」などと思っていたのですが

なんか見たらもうツッコミとか感想とか妄想とか、ふっとわいてすぐしんとする。

いやもう数回前からそうなんですけど言葉がないです。
言ってる場合か!って感じで
最終回までもう黙ってみていくんだろうなという。

だいたい3年くらいたってもう一回考え直すので
いま松さんの一期を見てなんだか考え直しているところです。

神々の生誕祭

本日6月7日はプリンス、そして荒木先生のお誕生日!
こんなにも運命のようなことがあるでしょうか。
豪雨だけどこれすらパープルレインに思えてきます。

今日は一日パープルデー💜
若かりし頃から熟年期まですべての殿下がアメイジング!!

せめて今日一日だけはきれいな気持ちでいよう…


めったにツイートを検索したりしないのですが、
この日ばかりは#PrinceDayを見て
殿下への愛があふれるこの世に胸が熱くなります。

いろんなことがありすぎてちっちゃいハートがいっぱいいっぱい…
今宵は「小さな家を持っているんだ…」でしょう?
パーンなる



この殿下はあまたの美女よりエレガントでスタイリッシュで、立ち上がってランウェイに出てきた瞬間にキャーー―!!ってなるし最後の投げキスでまたキャーー――ってなります