これまでの眉毛兄弟

 

映画公開を前に、眉毛の思い出を振り返っていました。

近年のベスト眉毛エピソード

BEST3.
 ノエルのハサミ演奏をからかい、リアムがライブで芋の皮を剥くヤツを募集

https://nme-jp.com/news/46022/

前段階として、ノエルのバックバンドのフランス人女性がステージ上でハサミをチャキチャキ鳴らすという事件があったんですね。

「彼女に楽器ができるかと聞いたら、ハサミならできるっていうんだ。サイケデリックなフランス女性って感じだろ」

みたいなたわごとをぬけぬけと言うノエルに、リアムならずとも思わず

「ゴダールってカッコいいみたいなおフランス憧れっすか!? いつの時代だよ! だっせえな!!」

突っ込みたくなります。別に弟は言ってないけど。私が思っただけですが。
ちょっとびっくりしました。お兄ちゃん、しかも本気でイケてると思ってやったからね。人一人包める絆創膏が必要なレベルの痛みです。他の人なら別にいいんですが、ノエルは毒舌とか辛辣とか、知的でシニカルなおれ自意識が強いので、いやそれでそれはないのでは、自己認識がおかしいでしょ、となるのです。
リアムはだっせえ、バカと言われても、ああマンチェスターの貧乏人で高校中退だからなと素直に言いそうですが、お兄ちゃんは絶対に言いませんから。言うとしたら、いえいえそんなことはありませんよ、あなたは才能あふれるシンガーソングライターでギタリストじゃないですかというフォローを得るためです。周りがそれを察して気を遣ってるのをいいことにハサミですよ。

誰か指摘してやってください。って言ってるか、弟が。そして永遠に仲直りできない。
お兄ちゃんが好きで仲直りしたくて仕方がないけど、そこは曲げないリアムのそういうところ、好きです。



なので、そのダサさを嘲って、俺なら鉛筆削りを鳴らすか、いや、ピーラーで芋を剥くのがいいか、となったわけです。
そしてその募集に応えて観客がライブで芋を剥くという動画が投稿されました。

https://nme-jp.com/news/46030/

リアムがリアムなら客も客。あらっぽくていいですね。
お兄ちゃんのハサミのことは絶対に忘れずに時々言及してほしいです。
相手が嫌がる事を絶対忘れないからね。骨を埋めた犬みたいに時々しゃぶってます。
そういう野性味あふれるところが、リアム・ギャラガーの美点のひとつです。
サイコパスで血族への執着が強すぎるという欠点で相殺されてますけど。うおっちゃ的には。



ベスト2と1はのちほど(思い出せたら)