マイルスデイビスの映画

クールの誕生


ネットフリックスでも見られます。
でも映画館で友達と見てよかった。感想言い合えないと何か滓がたまるとこだった。

なんというか……うん、愛がないよね。
女性を殴るとかどんな理由があっても絶対ダメ。
しかも理由は他の男を褒めたからってチンケな嫉妬。
最初は男前なのにどんどん人相が悪くなっていくし。音楽性はともかく人としてちょっと。人種差別だって、俺はマイルスだぞーって言ってんのに殴られたって恨んでる。いつだって自分自分。

「でも若手の才能を見出して使ってたとこはえらい」

「それも若い奴は自分の言いなりになるからって気がするな…」

「ああ…まあ。そりゃコルトレーンももういいんで、って去るよね」


マイルスの周辺の人々ももう老体なのですが、若い頃綺麗だったとかすごかったとか肩書に関係なく、顔!顔に出ちゃうんだなと。
人類のDNAに書かれた寿命はどんなに平均寿命が延びても30台後半だといいます。
その年を超えると持って生まれた素材だけではやっていけなくなって、顔に人間性がありありと出ると実感しました。

そして殿下がずっと美しいのが奇跡!
ペイズリーパークの競演シーン、一瞬で全部持ってかれた。
魂の高貴さがお姿に現れてる…

信者の感想で最後は終わりましたが、いや本当に。