2019/02/25
ブラック・クランズマン アカデミー脚色賞受賞
スパイク・リー監督、おめでとうございます!
心に紫の花が咲きました💜 ここ最近なかった熱い躍動!
初めての受賞とは、驚きでしたが、
サミュエル・L・ジャクソンとがっしり抱き合っている姿に、長い苦節だったんだな…とグッとしました。
これで観客動員が増えるといいな。
ブラック・クランズマン 3月22日公開です。
殿下のエンディング曲を聴きたくて、10月の旅行でヘルシンキの街中で
「やってる!」「殿下のお導き!」「見よう!!!」と見ました。
5月にカンヌで上映していたのに、日本公開がずっと未定で、最近は洋画を見る人が少ないから公開しなかったらどうしようと思って。
英語+スオミとスウェーデン語の字幕、どれもよくわからん! だったけど、
その分スパイク・リーの絵作りのカッコよさがすごくよくわかりました。
友人も同じことを言っていたので、…多分かっこいいはずです…。
差別への怒りとユーモアと愛と友情と、エンターテイメントとメッセージ性が絡み合う、うまく言えないけど、本当に今見るべき、見てよかった映画でした。
スパイク・リーはプリンスのMoney don't matter 2nightや、最近はキラーズのLand Of The Freeも監督しています。
メッセージ性が強いけどその辺りの映像が好みなら楽しめると思います。ジョジョ好きな人は好きだと思うなあ。
映画の予告編は宣伝のためか面白バディ映画みたいになってますが、実際はもっとハードです。
こういう、敷居の低い映画っぽくしないと観客が来ないと思ってる配給会社は見る側をバカにしすぎでは。
実際客が来ないんだよと言われると広告製作側としてはそうだろうね、現場はちがうんだろうね、決定権を持ってる人が悪いんだよね、とは思いますが、そしてクライアント側としては、前例と安パイが早く話が通るんだよ、こけたら誰が責任取ってくれるの? 自主規制と忖度が必要なんだよここでは、となるんですけど、
人間には多様性があるのだから商品にも多様性があり一律の成功論法では届くものも届かない。それを模索しないのは怠惰な仕事といわれても仕方がない。ブーメランブーメラン
映画は娯楽だけど、思想や実験やさまざまなテーマを内包しているもので、それがいいのに。
大画面だからこそ作りこんだ絵や音楽を楽しめるのに。
テレビをそのまま長くしたような映画を映画だと思わないんですが。
個人的には。もう少し志の高いもののはずだと思っています。
Spike Lee’s Tribute to Prince at the Oscars
https://nyti.ms/2GGnSXj