原作読み直しによる株価の変動

 

 

五部を読み返していますが、フィレンツェ超特急、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島のキンクリ登場辺りがしんどくてなかなか読み進めず。やっとキンクリメタリカ戦まで来ました。

通して読むのが数年ぶりなので、以前とは違った気持ちで驚いています。


☆ナランチャとミスタの株上昇

当初はスタンダードにブチャラティと暗殺好きで、周辺にあまり目がいかず、ミスタとナランチャは楽しいかわいい脇キャラ的に見ていたのですが、頑張り屋だわ仕事できるわ、かっこいいわかわいいわ、特にギアッチョ戦のミスタ、スクアーロ戦のナランチャ、サルデーニャ島でアバッキオを置いていけないナランチャにグッときました。

☆ドッピオちゃんかわいい

以前は、とるるる、のドッピオちょっと気持ち悪いと思っていましたけど、
あれ? かわいい…
わかるよ、引きこもりが外に出るとオドオドして、最後は切れるの。
この世はアホばかりか!って。そして黒歴史に打ち勝とうとするの…
何の共感?
一生懸命電話をしたり、一人で頑張ろうとするドッピオちゃんかわいい。応援したい。素数を数えるプッチたんにも通じるところがある。吉良といい、一人で耐えるラスボスはいいな。ディアボロにはあまりそういう感じがありませんが、だからこそドッピオちゃんが愛しくなります。

メタリカ戦、リゾットがかっこいいと思っていたのに、ベルトのRってアバッキオのAと同じだな…とか、帽子のクリスマスオーナメントみたいな球、Rissotoって両側から14個もあるの? ベルトといい、名前主張つよ! 変わってるな~この人、
という感想が湧き出てくる。
暗い過去を背負ったシチリアの暗殺者なのに…すまんね!
とにかくドッピオちゃんがかわいいのでした。



昔からアバには厳しめの気持ちを持っていたのですが、こんなに気になるって好きなの? と今や思うほど一挙一動が気になってしまいます。

ブチャラティの体の異変にジョルノは気づいても思慮深く今は黙っていようと思うけど、アバだったらすぐ口に出しちゃうよね。みんなの前でね。全員が動揺して、ブチャラティ凄く困って自分が何とかしなければと思ってしまう…目に浮かぶ。
とか、
みんながトリッシュの気持ちを考えたらいまそれは言えない、って思ってるのに「トリッシュだぜ!」「だろ?」とか、もう、アバリズム、アバクオリティ、それを見るこっちはアバッチャー。逐一メモしています。だから読み進まないのか。
ある意味天然受け要素すごくあるんだけど、それを阻む何かもある…興味が尽きません。

トリッシュは、最初、ホリィさんみたいな無邪気守りたいでも山岸由花子のように尖っているわけでも徐倫のように先頭で戦うキャラでもなく、普通の女の子だなあと思っていましたが、今は15歳の女の子としては当然、というかあのツッパリ具合がかわいくてしかたがありません。
しかも罪深いおかっぱギャングは心盗んだまま死んじゃうし、解決したと思って最後笑っているところから現実を知ったら立ち直れないよ…と思うと、もうジョルトリしかないという気持ち(いまここ)。
ジョルトリは絵になるなあというか、伸びしろがすごくある。
欧州人だし、大人になっていきますから。
クストリッツァとかベロッキオとか、もうヴィスコンティみたいな二人だっていいんだ! ゆめみがち