2020/10/18
YJ感想
宇佐美死す…
いや…うん。でもよかった、のかな
鶴見さんも来てくれたし
鶴見さんは鯉登少尉や月島さんに対するより、宇佐美に対しては凄く単純な好意に近いものをもってたと思うんですね。利用しようとする前に好きになってくれたし。
見開きで撃たれて倒れる豪華な最期でした…
紙の雑誌で見ると、絵が大きくて迫力あるんですよね。
お前の死が狙撃手としての俺を完成させた
中二びょう!!
震えるほどの中二っぷり! まぶしい!
「祝福された道があったのか」以来の震えです。すみません…どっちかというとウオッチャー目線で…
尾形さんは二次創作だと、可哀相、救ってあげたい、幸せにしたい、みたいなお気持ちを集めていらっしゃるし、萌えとはかわいそうとかわいいってことと言う側面もあるし、わかるんですけど、実際の尾形さんは全然かわいそうじゃないし生きる気力に満ちているし、どう考えてもわけわかんない理由とかねじれで(人を殺して平気な人間がいていいはずがないという自己への否定を『好きな相手に』されたから殺しちゃうというBL解釈をできるところがよいねじれ)殺された弟とか、「ぼくを見て」という代わりに毒を飲まされた母親とか、「俺を思いましたか」と聞かれた時には腹を刺されてた父親の方がかわいそうだと思うんですが。
『推しをかわいそうにしたい』『弱り○○』『体調不良』という欲望についてはなかなか興味深いと思います。
夢女子の『虐待された私』『誤解され嫌われる私』というジャンルもあるみたい(横目で見ていると)ですが、
自己投影の欲望、かわいそう、つらい、ほんとは悪くない、被害者、だからいじめた側が制裁され私は愛されるべき正当な理由があるということなのかな。
難病ものとか。
病気だと労られてどうやって生きてくつもりだとか厳しい事言われなくて済むし、楽しいよね。妄想では。
現実の難病は萌えとかゼロだけど…お金の話など厳しいことしかないので、ヒロイン気質に酔っている場合じゃないし、酔ってたら周りが「は?」ってなります。
まあそういう現実を忘れるための夢物語でもありますが、
酔うなら精緻で見事な虚構で酔いたいなー